個展のお祝いで贈る花は会場の雰囲気に合わせたものを選ぼう!!

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個展を開催する場合、会場を華やかにしてくれるお祝いの花が贈られてくると主催者は喜びます。しかし、何も確認せずに贈る花の種類を選んでしまうと、個展開催の準備で忙しい主催者に負担をかけたり、雰囲気を崩したりしてしまう恐れがあります。会場の大きさや飾られる作品を事前に確認しておき、作品のイメージに合った花選びを心掛けましょう。

花を選ぶ前にチェックすべきこと

個展を開催する人にお祝いの花を贈る時は、花選びの前にチェックしておかなければいけない内容が3つあります。花を選んだあと困らないように、以下のチェック内容はしっかりと確認しておきましょう。

1.花を贈ってもいい会場かチェック

お祝いに花を贈ろうと考えた際、まずは花を飾ることができる会場かどうかの確認をしなければいけません。場所によっては花の大きさに規制があったり、受け取り自体をお断りしていたりする場所もあるため、開催者やスタッフなどに予めチェックしておきましょう。

2.個展開催期間をチェック

手渡しではなく個展会場に花を贈る場合は、準備に追われる可能性が高い当日を避けて、開催日の前日までに届くように手配するのが一般的です。花を探し始める前に開催日をチェックしておき、前日までに花を届けられるように動きましょう。

3.贈る花の相場価格をチェック

お祝いに贈る花の相場は、相手との関係性や開かれる個展の規模で変動します。花を選ぶ前に贈る花の相場はチェックしておきましょう。

・ちょっとしたお付き合いがある人に贈る花の相場:5,000円
・友人や身内に贈る花の相場:5,000から15,000円
・規模が大きい個展へ贈る花の相場:10,000から30,000円前後

個展会場や作品の雰囲気に合わせた花の選び方

個展を開催する会場や、個展開催期間などを確認したら次は花選びをします。個展のお祝いに花を贈る際は、相手が喜ぶ花を選ぶことも大切ですが、一番大事なのは個展の雰囲気に合わせた花選びをすることです。

会場に合わせた選び方

贈る花は、開く会場の大きさによっても選び方が変わります。小さな会場と大きな会場、それぞれどのような点を注意しなければいけないのかまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

■小さな会場の場合
会場が小さいと花を置くスペースが用意されていない可能性があります。そのため、大きな花は選ばないようにしましょう。また、小さなスペースだと飾れる作品の数や大きさも制限されるので、派手な花を選んで作品より目立つのを避けるために、コントラストが強い色よりは、淡く柔らかい色の花の方がいいでしょう。そのため、小さな会場に花を贈るのなら、テーブルの上に飾れて、様々な色合いの中から選ぶことができる「アレンジメントフラワー」がおすすめです。

■大きな会場、またはデパートの場合
大きな会場やデパートに花を贈る際、贈り物が禁止されている場合があるので最初にしっかり確認しておきましょう。また、広いスペースに飾る花がこじんまりしていると、寂しく感じてしまうため、会場の大きさに合わせて花のボリュームもアップさせましょう。雰囲気を盛り上げて会場の活気を上げるためには「スタンド花」や「胡蝶蘭」などがおすすめです。

個展の内容に合わせた選び方

次に、選ぶ際に意識しなければいけない点は、展示する作品のジャンルです。個展を開催するという情報をもらった際に、どのような作品を展示するのか予め確認しておきましょう。例えば、展示する作品が書道や陶芸、水墨画などの落ち着いた色なのに派手で明るい花を選んでしまうと、会場の雰囲気と作品でギャップが生まれてしまうので、作品の味が伝わりにくくなります。逆にイラストなどを展示する場合は、明るく親しみやすい雰囲気を作るためにパステルカラーなどの花を選ぶと、お客さんが入りやすい環境が作れるでしょう。

個展のメインは展示する作品です。会場を彩って作品を引き立てることができる花選びを心掛けながら、お祝いの気持ちを込めた花を贈りましょう。

花を選ぶ際の注意点

花を選ぶ際のポイントは「個展の雰囲気に合わせた花選び」をすることですが、その他にも花を選ぶ際に注意しなければいけない内容がいくつかあります。相手に迷惑をかけないようにするマナーとして覚えておきましょう。

■立て札の誤字脱字に気をつける
立て札はお祝いの花が飾られる際に、誰から贈られてきたものかなどが分かるように名前を記載するものです。贈る相手の名前も記載するので、誤字や脱字があるととても失礼なので、十分に注意しましょう。

■花束を渡すのはなるべく避ける
花束は手渡しで渡すため、渡されたあと花瓶に活け替える手間が発生してしまいます。また、花瓶などの用意がない場合は対応に困ってしまうので、個展のお祝いで渡すのは避けましょう。

■香りが強すぎる花、花粉が多い花は避ける
個展の場合会場に窓がないことが多いため、簡単に空気の入れ替えができません。そのため、香りが強かったり、花粉が多かったりすると会場内に香りや花粉が充満する恐れがあります。

■すぐに枯れてしまう花は避ける
個展開催期間中に飾ってある花が枯れていると、イメージが悪くなってしまいます。花を選ぶ時はできるだけ持ちがいい花を選んであげると、相手も安心して飾れます。

■片付けが面倒な花は咲ける
花の種類の中には、花びらが落ちやすく床を散らかしてしまうものがあります。定期的に掃除をしなければいけなくなったり、片付けの際の掃除が大変になったりするので、気をつけましょう。

基本的に花を贈る際は、相手に手間が発生してしまう花は避けるのがマナーです。準備や対応などで忙しい主催者のことを考えながら花を選べば、その心遣いや祝う気持ちはちゃんと伝わるでしょう。

お祝いの花は個展の雰囲気に合わせて選ぼう

個展のお祝いで花を贈る際に大切なことは、「個展の雰囲気に合わせた花を選ぶ」心遣いです。展示される作品の種類や会場のタイプなどを把握しておき、来場者の目も楽しませながら作品を引き立てる花を選ぶようにしましょう。しかし、場合によっては会場や作品の詳細の情報の確認ができない可能性もありえます。その際は、個展の成功を祈願して自宅に直接花を贈り、お祝いの気持ちを伝えることも一つの手段です。
自分が贈った花で会場の雰囲気を良くできるように、「贈る時の注意点」や「雰囲気に合わせた花の選び方」はしっかりと把握しておきましょう。

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